大好き!訪問看護

訪問看護をやってみたい、訪問看護に興味があるという看護師のあなたを応援します!

2008-12

訪問看護って何をするの?

訪問看護の内容は、

療養上の世話         
状態観察・情報収集
環境整備
食事・栄養の援助
身体清潔保持
排泄の援助
リハビリテーション
体位交換
療養指導・相談
社会資源の紹介
受診への支援
認知症ケア
ターミナルケア
その他

医療的な処置
点滴・注射の管理
経管栄養
膀胱留置カテーテル管理
酸素療法
人工呼吸療法
吸引・吸入
与薬管理
褥創処置
疼痛管理
ストマ、透析等管理
検査補助(採血、血糖測定など)
その他

家族支援
家族への療養上の指導相談
健康管理
精神的心理的支援
レスパイト(息抜き)
            (第4版 在宅看護論より抜粋)


たくさんありますね〜。
だいたい病棟で行う看護と同じです。

ただ、
「病院」は、「外科病棟」や「内科病棟」など
「病棟」のくくりがありますが、

「お家」は、くくれません。
くくる必要がないというか・・
一人ひとり、疾患も状態も違うからです。

一日の訪問の中で、
難病の方の人工呼吸管理をしたり、
老衰の方の褥創処置をしたり、
ダウン症の赤ちゃんのリハビリをしたり、、

いろんな疾患や年齢の方を、
くくりなく看護するという意味では、
「訪問看護は在宅版のICU」
と考えるとイメージしやすいかも知れません。

訪問看護って誰にするの?の中で、
訪問看護の対象は家族も含まれる
という話があったのを覚えていますか?

上の訪問看護の内容にあるように、
訪問看護では、家族支援が重要です。

「病棟」の看護は、
生活と切り離された「病院」で行われます。
「お家」の看護は、利用者さんが家族と実際に生活している
「家庭」で行われます。

つまり、
利用者さんは「家庭」の中の「家族」の一員なんです。

「家族」は、ひとりひとりがお互いに
影響力をもつ、とても身近な存在です。
家族の人間関係によって、「家族」はすばらしい
ものになったり、時にやっかいなものになったり、、

ですので、
利用者さんの在宅生活を可能にするのは、
家族が鍵を握っているといっても過言ではありません。

例えば、
高齢者のみで暮らしている夫婦の話をしましょう。

80歳のおじいさんが、認知症になりました。
78歳のおばあさんが、
おじいさんの身の回りのことをします。

おじいさんは、ご飯を食べたのを忘れてしまい、
一日に何度も「ごはんまだ食べてない。」
とおばあさんを怒ります。

おじいさんは、昼と夜が分からなくなって、
夜中に「もう起きるぞ。外に行く。」と何度も
おばあさんを起こします。


さあ、そんな夫婦のお家に
訪問看護に行くことになりました。
あなたは訪問看護師として、まず何をしますか?

私は、
おじいさんの認知症の状態や健康状態をみることと、
おばあさんの話を聴く、ひたすら聴くと思います。

夫婦二人で生きてきて、
おじいさんがどんどん物事を忘れていく・・

「ごはんはさっき食べたよ。」「今は夜だよ。」
ありのままを伝えても、おじいさんには分からない・・

おばあさんはどんな思いでしょうか・・・

このままの状態で
二人でずーっと暮らして行けるでしょうか?
もしかしたら、
おばあさんが先に倒れてしまうかも知れません。

「家族」というのは、
良くも悪くも大きな力を持っています。

私たち訪問看護師は、
その大きな力を最大限に生かすことができるよう、
一人ひとりの家族と関わる必要があります。

さて、
訪問看護って何をするのか分かりましたか?
キーワードは「在宅版のICU」と「家族」です。

次は、訪問看護ってどうやってするの?です。
一緒に考えましょう。





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プロフィール

Author:飯田かおり

生れ 1979/10/30

住まい 北海道

職業  訪問看護師
    ケアマネジャー
   調理師専門学校生

好きなこと
  おじいちゃん
  おばあちゃんと
  ふれあうこと。

趣味  山登り 観劇

夢   お年寄りが、
 いきいきと生きている
   社会を創ること

ひとこと
  訪問看護が
  だいすきです。
 
  

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